変わるべきニッポン、守るべき日本。自由民主党:衆議院議員伊藤公介

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日本の岐路  7月19日

日本の岐路  7月19日

日本を世界は注目している
− 今 日本は歴史の岐路に立っているのだ −
東日本大震災から四ヶ月が過ぎましたが、被災地は未だ瓦礫の山、避難生活をしている9万人もの方々が依然不自由な生活を余儀なくされています。
政府の対応の遅さ、情報に対する不信等、事態を一層深刻にしています。菅総理退陣の声は、野党はもとより与党内、閣内からも日に日に高まり絶望感すらあります。思いつきで無責任な発言を続ける菅内閣の一日も早い退陣を強く求めます。
福島の原子炉建屋の爆発や強制退去させられた周辺住民のニュースは、世界のエネルギー政策を大きく変えようとしています。比較的良く組織されて技術的にも進んでいたとされてきた日本の今回の事故で、原子炉をもつ国々が軌道修正しつつあります。
 ドイツのメルケル首相は、早くも脱原発を閣議決定しました。電力の40%を原発で賄うスイスも原子力発電を廃止する。イタリアはベルルスコーニ首相が提案した原発新設は国民投票で圧倒的94%の反対で否決されました。

 福島の原発は @ 運転停止 ⇒ 燃料の取り出しに2〜3年かかる。
A 原子力発電の除染で10年。
B 原子炉建屋の解体に15年かかるという。

それだけではありません。使用済燃料は1965年原子炉の一号機を造って以来のものが、大きなドラム缶に溜められて、青森県六ヶ所村の地下室に延々と保管されています。最終処分地も全くあてもないまま今日に至っています。いつかどこかに処理しなければなりません。便利さ、豊かさを求めて走り続けてきた日本も世界も、今立ち止まって真剣に考えなければならない文明の岐路に立たされていると思います。
 フランスは58基の原発を維持し、エネルギーの80%を原子力発電に依存しています。ロシアはこれから10年で20基の原発を造るといいます。
しかし隣国であっても大きな原子炉事故があれば、隣国だけでは済まなくなる。福島原発事故を受けて、日本が今後どのようなエネルギー政策を選択して、この震災と原発事故から立ち上がっていくのか、世界中が注目していると思います。

限りなく脱原発への道を決断すべき時
− 命と地球を大切にするために −
誰もが原子力発電に依存しないエネルギー政策が好ましいと考えます。問題はどう代替エネルギーで賄えるかという問題です。現在の日本で稼動している原発を全廃したとすると一ヵ月間の電気料を1049円(18%)値上げをしなければならないといいます。
これから省エネ等の技術が進み、大量生産することになれば1/2くらいの負担にまで下げることは可能かもしれません。
経済産業省によると、全国の自家発電設備は3120箇所で、出力合計は約5380万kwと原子力発電およそ50基分の発電力になるといいます。このうちガス会社や石油元売り等が電力会社に売電する電力は1930万kwで残りの3450万kwは企業や自社工場などで使う電力だということです。
電力不足を補える「埋蔵電力」として期待できるものです。



太 陽 光

今、日本全国には休耕している田畑が39.6万haあるといわれます。これはおおよそ埼玉県の広さです。
ここにソーラーを導入したとすると6800万kwの電力を供給できるといいます。原発1基分で100万kwですから、原発分の電力を供給できる計算になります。
 住宅も日本は5400万戸あります。そのうち1000万戸をソーラー化したとすると25万戸で原発1基分ですから原発40基分の電力を供給できるということになります。その他、風力、地熱、バイオ等々、問題はコストです。
1000kw級のメガソーラー導入するためには、約6億円が必要。
39.6万ha全てにソーラー導入 = 6800万kw 約40兆8000億円必要

 風 力
 
日本における風力発電導入拡大のポテンシャルは
陸上風力 1億7000万kw
洋上風力 6億1000万kw
合計   7億8000万kw
陸上風力発電(2000kw級)1基建設するのに約26億円必要。
洋上風力発電(2000kw級)1基建設するのに約33億円必要。
100kw級の風力発電設備を1基建設 = 約1兆3000億円必要
原発を代替するために5000万kw、風力発電導入の場合
全てを陸上風力にした場合 = 65兆円必要
全てを洋上風力にした場合 = 82兆5000億円必要

 地 熱
 地熱における拡大ポテンシャル約2054万kw
地熱発電所(6万kw級)1基建設するのに400億円必要。
5000万kw(発電)を代替するのに約33兆円必要。

 中 小 水 力
日本における2050年までの中小水力発電導入拡大ポテンシャル

1000kw以上新設  450万kw
1000kw以下新設  302万kw
合計         752万kw

中小水力発電所(5000kw級)1基建設するのに5億円必要。
原発代替するのに約50兆円必要

 その他バイオの研究も進んでいます。原発に依存しない命と地球を大切にする、より安全なエネルギー政策を私たちは果敢に挑戦を開始すべきです。日本は技術で今日の国創りをしてきた国です。エネルギー政策でも研究技術を国策として世界に範を示す時です。将来は宇宙からソーラー発電した電力をレーザーで、地球にエネルギーを送る研究も現実のものとなるのではないでしょうか。
 日本人宇宙飛行士が今も宇宙を飛んで活躍されておりますが、宇宙開発でも我が国は高いレベルに
あります。
 風力は音の問題も含めて立地場所を考えなければなりません。太陽光発電も日照権の問題、後から高い建物が隣に建てられたら、陽が当たらないこともあるでしょうし、脱原発になると企業が外国へ出て行くかもしれません。それでも、あらゆる技術開発と知恵をしぼり、これからの時代の道筋として50年100年、この地球を守り、何よりも命を守るために進まなければならないと強く考えます。


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